金星の太陽面通過についての説明
今回の現象は、太陽、金星、地球が一直線上に並ぶことが大きな原因です。

もう少し考察してみましょう。
太陽のまわりを地球と金星は回っていますが、横からみると、軌道が傾いています。

地球から太陽を見ている状況で、この太陽の大きさの中に、この微妙に傾いて回っている金星が丁度入って来たときに今回のような日面通過が観望できることになります。互いに軌道が傾いているのと、金星、地球の公転速度も異なるので、こうしたことはなかなか起こりません。しかも、それが夜では見えません。日本から、しかも、太陽が昇って明るい時間帯ではないとダメです。

こうした絶妙な状況になるのは、次回、100年後となります。今回の金星の日面通過はとても貴重な現象となります。金星が黒い小さな丸い形で観望できるのはとても画期的なことなのですよ!先日の部分日食や金環日食に比べれば、一見地味な話題に思えますが、実は、我々の寿命と科学的な観点からすれば、今回、これが観望できるというのはとても素晴らしいことだと思います。

もう少し考察してみましょう。
太陽のまわりを地球と金星は回っていますが、横からみると、軌道が傾いています。

地球から太陽を見ている状況で、この太陽の大きさの中に、この微妙に傾いて回っている金星が丁度入って来たときに今回のような日面通過が観望できることになります。互いに軌道が傾いているのと、金星、地球の公転速度も異なるので、こうしたことはなかなか起こりません。しかも、それが夜では見えません。日本から、しかも、太陽が昇って明るい時間帯ではないとダメです。

こうした絶妙な状況になるのは、次回、100年後となります。今回の金星の日面通過はとても貴重な現象となります。金星が黒い小さな丸い形で観望できるのはとても画期的なことなのですよ!先日の部分日食や金環日食に比べれば、一見地味な話題に思えますが、実は、我々の寿命と科学的な観点からすれば、今回、これが観望できるというのはとても素晴らしいことだと思います。
ドラマチックな天体観望プロジェクト 2012 - 第2回
第2回 (6/2土) 太陽系の惑星たち~金星の日面通過が面白い!ミザール・アルコル見よう!
2012.6.6の7:09~13:49(福井)に、太陽の前面を金星が通過する様子が全国各地で観望できます。今回のプロジェクトではまず、この日に先駆けて、金星の日面通過の原理と観望のポイント、さらに、太陽を観望する時の注意点について学びます。次に星座の話題としてミザールとアルコルについて学びます。北斗七星の“持ち手”の先から2番目の星をミザール、このミザールの真横にある星をアルコルと言います。これらの星は肉眼二重星としれ知られ、昔アラビアで兵士の視力検査に使われたそうです。オヤット天文クラブ(大野市)の井部 極先生にお越し頂き、天体観望の面白さについてお話を頂きます。お話、説明、工作、大口径双眼鏡による観望を予定しています。屋外にて観望しますので三脚とデジカメをお持ちの方はご持参ください。傑作写真が撮れるかもしれません。雨天時は観望のみ中止となります。今回のプロジェクトでは独自に設計した太陽観望に役立つものを作ります。製作物は第1回目と同じものになります。
2012.6.6の7:09~13:49(福井)に、太陽の前面を金星が通過する様子が全国各地で観望できます。今回のプロジェクトではまず、この日に先駆けて、金星の日面通過の原理と観望のポイント、さらに、太陽を観望する時の注意点について学びます。次に星座の話題としてミザールとアルコルについて学びます。北斗七星の“持ち手”の先から2番目の星をミザール、このミザールの真横にある星をアルコルと言います。これらの星は肉眼二重星としれ知られ、昔アラビアで兵士の視力検査に使われたそうです。オヤット天文クラブ(大野市)の井部 極先生にお越し頂き、天体観望の面白さについてお話を頂きます。お話、説明、工作、大口径双眼鏡による観望を予定しています。屋外にて観望しますので三脚とデジカメをお持ちの方はご持参ください。傑作写真が撮れるかもしれません。雨天時は観望のみ中止となります。今回のプロジェクトでは独自に設計した太陽観望に役立つものを作ります。製作物は第1回目と同じものになります。
