アイソン彗星 - 太陽・太陽圏観測衛星SOHOからの最新映像から
太陽・太陽圏観測衛星SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)に搭載されているコロナの構造と変化を観測する装置、Large Angle and Spectrometric COronagraph experiment (LASCO)からのライブ映像です。C3は太陽の半径に対して、3~32倍の範囲、C2は1.5~6倍の範囲の領域を撮影しています。

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SOHO LASCO C3からのライブ映像 SOHO LASCO C2からのライブ映像

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20131127 09:18時点の映像 20131128 00:30時点の映像

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20131128 09:18時点の映像 20131128 12:54時点の映像

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20131128 23:30時点の映像 20131129 12:30時点の映像

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20131128 12:48時点の映像 20131128 15:18時点の映像

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20131128 18:00時点の映像 20131128 23:30時点の映像
右下に見える白い帯がアイソン彗星です。鮮明に写っています。アイソン彗星はこれから太陽に大接近していきます。最接近した時の距離は太陽表面から約117万kmと言います。太陽の直径が140万キロです。太陽の表面温度は約6000℃、表面から吹き上げるプロミネンス(紅炎)は約8万℃、太陽の大気の層であるコロナの温度にいたっては100~200万℃以上と言われています。
参考までに、SOHO LASCO C2 C3の画像の中のアイソン彗星の通過の予想図は下図のようになっています。

CREDIT: The Helioviewer Project Blog
(メモ)
●太陽の熱にどれだけ耐えられるか、溶けてしまうのでしょうか? (2013.11.27 18:53)
●SOHO LASCO C2からの15:18と23:48の画像を比べると彗星の輝度が極端に下がってしまいました。でも輝度もまだあるので、消滅したとは言えないです。(2013.11.29 9:54 )
●ITmedia ニュース 11月29日(金)7時33分配信
アイソン彗星は11月29日午前4時9分(日本時間)、太陽に最も近い位置(近日点)を通過した。現在どのような状態にあるかは不明だが、米航空宇宙局(NASA)によると、近日点通過後に同彗星を確認できず、崩壊した可能性があるとしている。
●近日点通過しました。ニュースで憶測が出ていますが、画像を見る限り、消滅していません。NASAは何を言っているのか。なんとか通過したと見るべきです。状況を考えれば、相当に熱を受けて熱が溜まっていると思うので、徐々に溶けていって尾も小さくなり、今後輝度がどんどん低下し続けると思います。画像を見る限り、12月に入って明け方に、観望できると思います。(2013.11.29 10:30 )
●通過しました。彗星表面からの「ちり」や「氷」が太陽風により昇華し彗星の尾となります。太陽風の圧力により飛ばされているので、太陽と反対方向に尾を引くことになります。(2013.11.29 22:45)
●ANNニュース 11月30日(土)11時24分配信 NASA=米航空宇宙局は、太陽に最接近し、蒸発したとみられていたアイソン彗星(すいせい)の一部がまだ残っている可能性があることを明らかにしました。アイソン彗星は29日未明、太陽に最接近しましたが、その後、観測できなくなっていたことから、NASAは彗星が太陽の熱で崩壊し、蒸発した可能性が高いとしていました。しかし、NASAが新たに公開した画像では、中心にある太陽から遠ざかりながら明るく輝く物体が映っています。NASAは、この物体が彗星の残骸か核の一部かは分からないとしながらも、太陽の影響を受けていないアイソン彗星の核の一部がまだ残っている可能性があるとしています。
●太陽の熱で次第に尾はかなり蒸発してしまったようです。太陽最接近後に見えていた尾は、薄くなってしまいました。天の川よりも暗いということなので、肉眼での観望は困難のようです。双眼鏡や天体望遠鏡より観望できる可能性はありますが、夜明けとなるので薄明により確認がとても困難と思われます。(2013.12.4 0:19)
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SOHO:欧州宇宙機関 (ESA) と、アメリカ航空宇宙局 (NASA) によって開発され1995年に打ち上げられた太陽探査機。


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SOHO LASCO C3からのライブ映像 SOHO LASCO C2からのライブ映像


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右下に見える白い帯がアイソン彗星です。鮮明に写っています。アイソン彗星はこれから太陽に大接近していきます。最接近した時の距離は太陽表面から約117万kmと言います。太陽の直径が140万キロです。太陽の表面温度は約6000℃、表面から吹き上げるプロミネンス(紅炎)は約8万℃、太陽の大気の層であるコロナの温度にいたっては100~200万℃以上と言われています。
参考までに、SOHO LASCO C2 C3の画像の中のアイソン彗星の通過の予想図は下図のようになっています。

CREDIT: The Helioviewer Project Blog
(メモ)
●太陽の熱にどれだけ耐えられるか、溶けてしまうのでしょうか? (2013.11.27 18:53)
●SOHO LASCO C2からの15:18と23:48の画像を比べると彗星の輝度が極端に下がってしまいました。でも輝度もまだあるので、消滅したとは言えないです。(2013.11.29 9:54 )
●ITmedia ニュース 11月29日(金)7時33分配信
アイソン彗星は11月29日午前4時9分(日本時間)、太陽に最も近い位置(近日点)を通過した。現在どのような状態にあるかは不明だが、米航空宇宙局(NASA)によると、近日点通過後に同彗星を確認できず、崩壊した可能性があるとしている。
●近日点通過しました。ニュースで憶測が出ていますが、画像を見る限り、消滅していません。NASAは何を言っているのか。なんとか通過したと見るべきです。状況を考えれば、相当に熱を受けて熱が溜まっていると思うので、徐々に溶けていって尾も小さくなり、今後輝度がどんどん低下し続けると思います。画像を見る限り、12月に入って明け方に、観望できると思います。(2013.11.29 10:30 )
●通過しました。彗星表面からの「ちり」や「氷」が太陽風により昇華し彗星の尾となります。太陽風の圧力により飛ばされているので、太陽と反対方向に尾を引くことになります。(2013.11.29 22:45)
●ANNニュース 11月30日(土)11時24分配信 NASA=米航空宇宙局は、太陽に最接近し、蒸発したとみられていたアイソン彗星(すいせい)の一部がまだ残っている可能性があることを明らかにしました。アイソン彗星は29日未明、太陽に最接近しましたが、その後、観測できなくなっていたことから、NASAは彗星が太陽の熱で崩壊し、蒸発した可能性が高いとしていました。しかし、NASAが新たに公開した画像では、中心にある太陽から遠ざかりながら明るく輝く物体が映っています。NASAは、この物体が彗星の残骸か核の一部かは分からないとしながらも、太陽の影響を受けていないアイソン彗星の核の一部がまだ残っている可能性があるとしています。
●太陽の熱で次第に尾はかなり蒸発してしまったようです。太陽最接近後に見えていた尾は、薄くなってしまいました。天の川よりも暗いということなので、肉眼での観望は困難のようです。双眼鏡や天体望遠鏡より観望できる可能性はありますが、夜明けとなるので薄明により確認がとても困難と思われます。(2013.12.4 0:19)
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SOHO:欧州宇宙機関 (ESA) と、アメリカ航空宇宙局 (NASA) によって開発され1995年に打ち上げられた太陽探査機。
アイソン彗星 C/2012 S1 - もうすぐ近日点通過
アイソン彗星が太陽に接近する様子、近日点の前後を1日ステップでシミュレーションしてみました。

アイソン彗星が太陽へ最も近づいて近日点通過する日時が、11/29 3時半頃となっています。近日点距離は187万km (0.0125AU) と、太陽に極端に近い軌道をとっており、近日点通過後も彗星本体がそのままの姿でいられるかどうかは現時点では分からないということです。東京ではその3時間後となる6時34分にアイソン彗星が太陽と共に昇ってきます。近日点通過の前後では、特に手持ちでの双眼鏡で観察するのは絶対にしてはいけません。一瞬太陽を見たら失明です。
太陽との距離がとても近いことがシミュレーションしてみるとよくわかります。2013年11月22日、この彗星の明るさは約3等級となっています。
近日点を通過する数日前のアイソン彗星の明るさはかなり明るくなると予測されています。ただ、見かけの位置も太陽にひじょうに近く高度も低いので、観察がかなり難しいです。晴れの早朝に、ぜひ見てみたいものです。

アイソン彗星が太陽へ最も近づいて近日点通過する日時が、11/29 3時半頃となっています。近日点距離は187万km (0.0125AU) と、太陽に極端に近い軌道をとっており、近日点通過後も彗星本体がそのままの姿でいられるかどうかは現時点では分からないということです。東京ではその3時間後となる6時34分にアイソン彗星が太陽と共に昇ってきます。近日点通過の前後では、特に手持ちでの双眼鏡で観察するのは絶対にしてはいけません。一瞬太陽を見たら失明です。
太陽との距離がとても近いことがシミュレーションしてみるとよくわかります。2013年11月22日、この彗星の明るさは約3等級となっています。
近日点を通過する数日前のアイソン彗星の明るさはかなり明るくなると予測されています。ただ、見かけの位置も太陽にひじょうに近く高度も低いので、観察がかなり難しいです。晴れの早朝に、ぜひ見てみたいものです。
創造力をみがくロボットづくりプロジェクト2013 - 第2回の様子
マイコンを搭載したライントレースロボットを組み立て、センサーの原理、ライントレースロボットの原理、アルゴリズム、プログラミングの方法などを学びました。



2013年11月17日 県民福井 p.19





2013年11月17日 県民福井 p.19
夢をひらく電子工作プロジェクト 2013 - 第4回の様子
今回は、ICを使った高感度ラジオを実際に製作して聞こえ具合を確かめました。電波について、トランジスタの歴史、電子部品について、AMラジオの楽しみ方、電子工作の道具について学びました。全員完成させました。








