金環日食や部分日食はこうやって起こる! - 原理

太陽と月と地球が一直線に並びます。月の影で、太陽からの光の交点、図の丁度白い点ですが、ここが地表よりも上に来ると金環の輪がみえる、金環日食になります。もし、交点が地面より地球内部に来るような月の位置関係なら、皆既日食になります。金環日食は特に限られた地域にしか起こりませんが、緑色の線と線の内側の地域は月の影で太陽からの光が部分的にさえぎられるので、部分日食になります。
地球と月の距離は一定ではありません。月の公転軌道が楕円であるため、白い交点の位置が微妙に変化します。太陽と月との距離、太陽の大きさ、月の大きさ、こうした関係が絶妙に関係して、皆既日食、金環日食、部分日食が起こるのです。
落ち着いてよく考えれば、むずかしいことではありません。納得するまで自分で考えてみてください! ← これが大事
コメント
コメントの投稿
« 日食を安全に観察するために l ホーム l ドラマチックな天体観望プロジェクト 2012 - 第1回 - 春の大三角 »