人類史上初! ニューホライズンズ、冥王星(PLUTO)に大接近
先日の公開講座(ドラマチックな天体観望プロジェクト第3回目)で紹介しました、無人探査機のニューホライズンズの続報です。
NASAの無人探査機のNew Horizons(ニューホライズンズ)が日本時間の14日夜9時前、およそ1万2000kmの距離まで最接近します。地球の直径が1万2756kmなので、いかに接近するかがイメージできると思います。
冥王星は地球からの観測では限界があり、例えば、その正確な大きささえも不明でした。大きさをめぐっては、1930年の発見当初から議論が続いていたのですが、今回、探査機が冥王星に接近中に撮影した画像から、直径は、地球の18.5%に相当する2370kmということが判明しました。冥王星には衛星『シャロン』があり、この衛星の直径も1208kmと判明しました。地球の月の直径が3474kmなのでこれより小さいイメージです。
↓の写真は、ハッブル望遠鏡から撮影された冥王星とシャロンです。この解像度が限界でした。

↓の写真は、今回、ニューホライズンズが 7/11 に撮影した画像です。

Image credit: NASA/JHUAPL/SWRI
これまで地球からの観測では不明だった冥王星とシャロンの多くのことが解明され、さらに、太陽系の起源を探ることにもつながるそうです。
NASAの無人探査機のNew Horizons(ニューホライズンズ)が日本時間の14日夜9時前、およそ1万2000kmの距離まで最接近します。地球の直径が1万2756kmなので、いかに接近するかがイメージできると思います。
冥王星は地球からの観測では限界があり、例えば、その正確な大きささえも不明でした。大きさをめぐっては、1930年の発見当初から議論が続いていたのですが、今回、探査機が冥王星に接近中に撮影した画像から、直径は、地球の18.5%に相当する2370kmということが判明しました。冥王星には衛星『シャロン』があり、この衛星の直径も1208kmと判明しました。地球の月の直径が3474kmなのでこれより小さいイメージです。
↓の写真は、ハッブル望遠鏡から撮影された冥王星とシャロンです。この解像度が限界でした。

↓の写真は、今回、ニューホライズンズが 7/11 に撮影した画像です。

Image credit: NASA/JHUAPL/SWRI
これまで地球からの観測では不明だった冥王星とシャロンの多くのことが解明され、さらに、太陽系の起源を探ることにもつながるそうです。
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